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歯科コラム

ホワイトニングって知覚過敏でもできる?

歯を白くしたいという方にとって、歯のホワイトニングは、歯を削ることなくご自分の歯を白くできるのでとてもおすすめの方法です。
ですが、ホワイトニングをするとしみる、痛いといった情報を見聞きしたことのある方もいるかもしれません。
そうなると、冷たいものなどで歯がしみる知覚過敏のある方は、ホワイトニングに対して不安を感じてしまうということもあるでしょう。
実はホワイトニングといっても方法は一つではなく、知覚過敏のある方に刺激の少ない方法もあります。

ホワイトニングの種類

歯科医院で行う歯のホワイトニングは主に2種類あります。
具体的には歯科医院でおこなう「オフィスホワイトニング」と、自宅で行う「ホームホワイトニング」です。

◆オフィスホワイトニング

歯科医院で施術を受けるホワイトニング方法で、歯科医院のスタッフがホワイトニング剤を歯に塗布し、光を当てることで歯を白くしていきます。
使用するホワイトニング剤は高めの濃度のものを使用するので即効性があり、1回目の施術でも効果が感じられるのが特徴です。
ですが、歯が敏感な方は施術中に痛みやしみる感覚を感じてしまうことがあります。

◆ホームホワイトニング

歯型を採取して作ったマウストレーにホワイトニングジェルを入れ、自宅で好きなタイミングでおこなうことができるホワイトニングです。
ご自身で行うものなので、安全性を考慮し、ホワイトニングジェルの濃度はオフィスホワイトニングのものに比べて10分の1程度と低く抑えられています。そのため、歯に対する刺激も少なめで、痛みやしみる症状が出にくく、知覚過敏が心配な方にも向いています。ただし、効果はゆっくりです。

ホームホワイトニングでもしみることはある?

知覚過敏をお持ちの方の場合、特に敏感な方はホームホワイトニングでもしみてしまうことがあります。万が一そのような場合には、歯科医師と相談の上、施術時間を短く調整してみる、1日おきにやるなど、なるべく症状を避けるようにやっていくのが良いでしょう。
もし症状が出たとしても通常は一時的なもので、ホワイトニングをやめれば症状はなくなっていくので、普通は心配いりません。
ただ、自分で知覚過敏だと思いこんでいても、実はむし歯が原因になっていることもあるため、事前に歯の検査はしっかりと行い、むし歯があるならば先に治療をしておく必要があります。

ホワイトニング剤は改良が重ねられており、過去に比べてしみる症状も出にくいよう工夫がなされている商品がいろいろと開発されています。
そのため、ホワイトニングでしみるかも、と不安に思っている方もまずは一度ご相談ください。

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