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歯科コラム

口内炎が治らない!考えられる原因は?

口内炎ができると辛いですよね。一刻も早く治ってほしい口内炎。通常は10日前後で自然に治るものですが、中にはなかなか治らないというケースもあります。

今回は、口内炎が治らない場合、繰り返しできる場合に考えられる原因についてご紹介します。

口内炎が治らない場合・繰返しできる場合に考えられる原因

◆歯並びの悪さ

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八重歯など、歯並びから外れている歯があり、唇や頬の内側、舌を傷つけてしまう状態にある場合、そこから口内炎を頻繁に起こしやすくなります。

◆合わない人工物、尖った歯がある

入れ歯や合わない被せ物、虫歯などにより尖った歯、矯正器具などが粘膜を傷つけることにより口内炎ができやすくなることがあります。

◆お口の中が乾燥している

口呼吸やストレスや薬の副作用による唾液分泌の減少などにより、お口のなかに潤いがなくなると、口内炎になりやすくなります。

◆栄養不足

主にビタミン不足(特にビタミンB2)により口内炎ができやすくなります。

◆免疫力低下

ストレス、睡眠不足などによる免疫低下、また、糖尿病や血液の病気による免疫低下により口内炎が起こりやすくなります。

◆歯磨き粉が合わない

歯磨き粉に含まれるラウリル硫酸ナトリウムと呼ばれる界面活性剤(泡立ち成分)が合わずに口内炎が繰り返しできるケースが報告されています。歯磨き粉が疑わしい場合には、この成分が入っていないものを試してみるとよいでしょう。

◆膿の出口がある(フィステル)

これは口内炎ではありませんが、見た目が口内炎に似ていることから、口内炎と思われていることがよくあります。

実際これは、歯根の周囲に膿が溜まり、その膿の出口が歯茎にできると、見た目が口内炎のようになり、膨れたり潰れたり、といったことを繰り返します。この場合には、根の治療が必要になります。

◆口腔がん

口内炎がいつまでたっても治らず、全く改善がみられない場合、口腔がんであるケースもあります。2週間以上たっても口内炎が治らない場合には放置せず、歯科医師の診断を受けましょう。

◆全身疾患によるもの

シェーグレン症候群などの自己免疫疾患では、口内炎が病気の一症状として出ることがあります。ただし、この場合には、口内炎だけでなく、全身の他のさまざまな症状も起こってきます。

口内炎はありふれた病気であり、頻繁にできる人は慣れてしまっているかもしれません。ですが、繰り返す口内炎や長引く口内炎は、何らかの治療が必要である可能性が高いため、心当たりのある人は、放置せずに一度歯科で診断を受けておくようにしましょう。

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