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歯科コラム

取れた銀歯って、なんで臭いの?

奥歯の銀歯が外れた経験のある方もいるのではないでしょうか。その際に「銀歯が臭い」と思った人も少なくないと思います。取れた銀歯はなぜ臭うのでしょうか?

今回は外れた銀歯が匂う原因、また対処法についてご紹介します。

取れた銀歯が臭い理由

1.銀歯の内部に細菌が繁殖するため

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銀歯と歯をくっつけるセメントは、歯に噛む力がかかり続けることでボロボロになっていきます。また、ボロボロになったセメントは徐々に唾液によって溶かされていきますので、溶け出てしまった空間に細菌が繁殖してしまい、匂いの原因となります。

また、内部に入り込んだ細菌によって虫歯ができることも少なくありません。

2.銀歯の表面に汚れがつきやすいため

特に、保険で使用する銀歯は、年月とともに劣化しやすく、表面がざらざらになっていきます。

また、傷もつきやすいため、そのような凹凸の部分に汚れが溜まりやすくなり、匂いの発生源となります。

銀歯が口臭の原因になることも

取れた銀歯が臭いということは、それが口臭の原因になっていた、ということも可能性としてはありうることです。

特に年数がたった銀歯ほど、その分細菌がたくさん付着しやすいため、口臭を起こしやすくなると考えられます。

銀歯の口臭への対処法

銀歯によって起こる口臭への対処法、一体どうしたら良いのでしょうか。いくつか対処法をご紹介します。

◆セラミックに替える

歯に詰めたり被せたりする人工物でも、匂いを起こしにくいものがあります。それは、劣化しにくく、細菌を寄せつけにくいセラミックです。セラミックは傷もつきにくく、安定した素材であるため、年数が経っても匂いがつきにくいのが特徴です。また、セラミックは歯との適合に優れ、内部で細菌が繁殖しづらいという特徴もあります。

◆定期的に銀歯の状態のチェックを受ける

銀歯を入れた場合でも、定期的にレントゲンを撮って銀歯の状態のチェックを受けることで、内部に隙間ができたかどうかがわかります。そのような場合には、たとえ痛み等の症状がなくても、銀歯を取り替える必要があります。

◆歯科医院で定期的なクリーニングを受ける

銀歯の縁には汚れが蓄積しやすく、歯ブラシでは落としきれない汚れが、いずれ悪さをしてしまいます。定期的にプロのクリーニングを受けることで、このような汚れをより確実に取り除き、口臭を防ぐ効果、虫歯予防効果が高まります。

銀歯が外れた際の臭いは不快なものです。銀歯を入れている人は、なるべくこのような臭いを発生させないためにも、また、虫歯を再発させないためにも、今回紹介した方法を参考にしてみてください。

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