皆さんもそれぞれに健康対策をしているのではないでしょうか。 でも、ちまたで良いとされている健康対策が歯にとっては必ずしも良くない場合があります。 そのような健康法を長年続けた結果、歯がボロボロになってしまった、というような結果になることもあります。 そこで今回は、歯にダメージを与えるかもしれない、気を付けたほうがいい健康対策についてご紹介します。
歯にダメージとなりうる気を付けたい健康対策
■酸っぱいものを食べる
酢など、酸っぱいものは体に良い、ということで毎日大量に摂取していると、歯が酸で溶けてしまうことがあります。
■100%ジュース、野菜ジュースを毎日飲んでいる
100%果汁はビタミンが豊富で良い、ということで、積極的に100%のジュースを飲んでいる方もいるかもしれません。 ですが、100%とはいえ、糖分を多く含みますし、特に柑橘系のジュースは酸が強いため、毎日飲んでいると歯が酸で溶けやすくなります。
■生野菜にドレッシングをつけて食べる
生野菜を摂るのは良いことですが、ドレッシングには酢が多く含まれているので、摂取頻度によっては歯を溶かす恐れがあります。
■炭酸飲料をよく飲む
炭酸飲料は砂糖を含まなければ歯に影響ないと思われがちです。 ですが、炭酸飲料は酸性度が高く、頻繁に摂取すると歯が溶けるリスクがあります。
■水分補給にスポーツドリンクを飲む
熱中症対策として、スポーツ時の水分補給としてスポーツドリンクを積極的に飲む人もいるでしょう。ですが、スポーツドリンクには糖分や酸が多く含まれており、頻繁な摂取は歯にとっては好ましくありません。
■健康のためにガムを噛む
唾液を出すためにガムを噛んでいる人もいるかもしれません。 たしかによく噛むことで唾液が良く出てお口の中を洗浄する効果はあります。 しかし、行き過ぎてしまうと、歯や顎関節に負担がかることがあります。
■ポリフェノールのために赤ワインを飲む
赤ワインに含まれるポリフェノールが体にいいと言われています。 ですが、赤ワインは酸を多く含むため、飲み過ぎは歯を溶かしてしまうことにつながります。
体に良いものもほどほどが大事

上でご紹介したように、体に良いと言われていることであっても、歯にとっては必ずしも良くない場合というのは少なくありません。 とくに、健康を意識している人は上記のことを複数同時に行っていることもあり、そうなるとリスクは2倍、3倍・・になります。 いくら体に良い健康法だとしても、歯がそれによって溶けてしまったり、ダメージを受けてしまったりしては意味がありません。 もし当てはまるものがあるようであれば、頻度や量を控えてみるなどしてみることをおすすめします。