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歯科コラム

歯ぎしりってうるさいだけじゃない!こんなにある歯ぎしりの悪影響

歯ぎしりをする人の中には、おそらく家族や身近な人に「うるさい」などと指摘された人もいるのではないでしょうか。歯ぎしりは自分でコントロールができないので、そのように指摘されてもやめるということは難しいものですが、歯ぎしりを放置していると音が出るだけでなく、体にさまざまな悪影響が起こる可能性があります。

今回は歯ぎしりによって起こる悪影響、そして歯ぎしりに対する対処法についてご紹介します。

歯ぎしりの悪影響

◆歯への影響

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歯ぎしりをすると、体重もしくはそれ以上の力が継続的にかかります。そのような力が歯にかかり続けると、次のようなことが起こってきます。

・歯の過剰なすり減り
・歯の亀裂・破折
・歯を支えている骨が吸収する
・知覚過敏
・歯の痛み
・詰め物、被せ物、差し歯が頻繁に外れる

歯ぎしりは歯にとって破壊的な力をかけてしまうため、歯ぎしりがひどい状態を放置していると、いずれ歯が割れてしまったり、歯周病がある状態で歯ぎしりをしていると、歯を支える骨が急速に吸収してしまったりなどして、結果的に歯を早期に失ってしまうこともあります。

◆顎関節への影響

歯ぎしりをすると、顎関節、そして噛む筋肉に非常に強い力がかかります。そのため、顎関節症を引き起こしやすくなり、顎の雑音や痛み、口が開きづらいなど、さまざまな症状を引き起こします。その影響で頭痛や肩こり、首の痛み、耳鳴りなどの症状が起こってくることも少なくありません。

◆見た目への影響

歯が過剰にすり減ると、噛み合わせが低くなるため、顔がたるんで見た目が老けたように見えるようになります。また、噛む筋肉が異常に発達してしまうことにより、エラが張って顔が大きく見えてしまうこともあります。

歯ぎしりへの対処法

睡眠時に起こる歯ぎしりは、無意識に起こるものなので、コントロールするのは非常に難しいと言えますが、歯ぎしりはストレスが原因で起こることが多いと言われているため、ストレスをためないような生活をする、といった対処をすると同時に、歯や顎関節を強い力から守るといったことも必要になってきます。

手っ取り早い方法で最も一般的なのは、夜間にマウスピースを装着することです。この方法なら、歯ぎしりの強すぎる力から歯や顎関節を守ることができます。歯ぎしりから歯を保護するマウスピースは、歯科で保険内で作ることができますので、歯ぎしりが気になる方は歯科で相談されることをおすすめします。

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