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歯科コラム

太っていないのに二重アゴ・・・それは歯並びが原因かも

太っているわけではないのに二重アゴになっている場合、それは歯並びが原因かもしれません。

顔つきというのは歯並びで大きく変わるものです。特に歯並びだけでなく、骨格の問題も抱えている歯並びの場合にはなおさらです。

太っていないのに二重アゴになってしまうのは、歯並びや骨格の異常が関係している可能性が高く、改善するには痩せるというより、矯正治療などの治療が必要になってくる可能性があります。

太っていないのに二重アゴになってしまう例

adenoid_02

太っているわけではないのに二重アゴになってしまう場合に多いものとして、「アデノイド様顔貌」が挙げられます。

このアデノイド様顔貌というのは、近年、日本において増えてきている顔つきだと言われており、テレビに出てくる有名人でも多く見かけます。

アデノイド様顔貌の特徴として、次のようなものが挙げられます。当てはまる数が多いほど、アデノイド様顔貌である可能性があります。

アデノイド様顔貌の特徴

・二重アゴ気味
・下ぶくれである
・面長
・輪郭がぼやけている
・顔が弛んでいる
・下アゴが引っ込んでいる
・唇を閉じると、アゴに梅干しのようなシワができる
・口をよくぽかんと開けている
・歯が前方に出ている
・歯並びの幅が狭く、歯がガタガタに重なっている
・鼻の下が長い
・口臭がある
・中耳炎を繰り返す
・いびきをかく

アデノイド様顔貌の原因

adenoid_01

アデノイド様顔貌になる原因としては、口呼吸が挙げられます。アデノイドというのは、鼻の穴の奥に位置しているリンパ組織で、外部から入ってきた侵入物に対して免疫を司っています。アデノイドは2歳〜5歳くらいの頃にかけて肥大し、この年齢頃に鼻呼吸がしづらくなって口呼吸をする子が増えてきます。

そしてその後は徐々にアデノイドは小さくなっていき、口呼吸をしていた子も、通常は鼻呼吸へと切り替わっていきます。ところが、口呼吸がなんらかの原因で続いてしまうと、病原体が体内に侵入しやすくなるため、アデノイドの肥大が続き、もしくはアデノイドの肥大がなくても、口呼吸が続くことで、口呼吸に適応した骨格や歯並びが形成されていくことになります。

つまり、成長の盛んな子供の時期に口呼吸をしていると、それに合わせた発達が起こり、顔つきがアデノイド様顔貌になっていってしまうのです。

アデノイド様顔貌への対処法

アデノイド様顔貌は、骨格、歯並びが形成される段階で作られていきます。そのため、根本的に対処しようとするならば、子供の頃からそうならないように予防していくことが大事です。

◆子供の場合

もし、お子さんが日頃ぽかんと口を開けている場合、口呼吸をしている可能性がありますので、その場合には鼻呼吸にする様に促す、もしくは鼻で息をするのが難しい場合には、早めに医療機関に相談するようにしましょう。

すでに口呼吸によって歯並びや顎の成長に影響が出始めている場合、鼻呼吸に戻す対処を行いながら、早めに矯正治療をすることで対処が可能です。

◆大人の場合

大人の方でアデノイド様顔貌になってしまっている場合、矯正治療をしても骨格を変えることはできません。ただし、歯並びを整えることで改善は期待できますし、必要に応じて顎の骨の修正を行う外科矯正ならば、重度なアンバランスがある場合でも対処が可能です。

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