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歯科コラム

歯医者の麻酔はどれくらいで切れる?注意することとは?

歯医者で麻酔の注射を受けるのはよくあることです。虫歯の治療をする時、抜歯をする時、根の治療をする時、また歯石を取る際に麻酔をすることも珍しくありません。

そこで気になるのが麻酔の効いている時間。麻酔は一体どのくらいで切れるのか、また麻酔が効いている間に注意したいことについてご紹介します。

麻酔はどのくらいで切れる?

◆普通の麻酔の効き目は2〜3時間くらい

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通常よく使われている歯科の麻酔は、「浸潤麻酔」と呼ばれるもので、治療する歯の歯茎に打ってそこから歯の神経の感覚まで麻痺します。その麻痺の作用のおかげで、痛みを感じることなく治療を受けることができます。

浸潤麻酔が効いている時間には個人差があり、2〜3時間で切れるのが一般的な目安です。ですが、人によっては4〜5時間効いていることもあります。特にお子さんではそのような傾向があります。

◆血管収縮薬が含まれていないものは麻酔の切れが早い

通常の麻酔には、麻酔の効き目を長持ちさせる目的で、血管収縮薬が入っています。高血圧などの基礎疾患がある場合には、血管収縮薬の入っていないタイプの麻酔薬を使うことがあります。その場合だと30分くらいで麻酔が切れることが多いようです。

◆伝達麻酔の場合は4〜6時間持続

伝達麻酔法というのは、麻酔が効きにくい場合、もしくは浸潤麻酔よりも広範囲に麻酔を効かせたい場合に行われる方法です。伝達麻酔を打つ場所は、それぞれの歯に入る神経が枝分かれする前の大元の部分で、そこに打つことで麻酔が効く時間を長く、そして広く効かせることができます。この場合、4〜6時間くらい効いていることが多いようです。

麻酔が効いている時に注意すること

麻酔が効いている間は、麻酔を打った周辺だけでなく、唇や頬の感覚も麻痺します。そのため、食事には十分気をつける必要があります。

食事は基本的には麻酔が切れてからとるようにしましょう。麻痺している時に食事をしてしまうと、誤って頬や唇を噛んだり、熱いものを感じずに火傷してしまったりする恐れがあるからです。

もしどうしてもお腹が空いてしまう場合には、ぬるめのスープやヨーグルトなど、噛まずに済むものを食べるようにすると良いでしょう。

◆お子さんの麻酔後は特に注意が必要

特に小さなお子さんの場合、麻酔した後に感覚がなくなった唇を噛んでしまう、ということがよくあります。ある程度年齢が大きくなれば、自分で注意して噛まないようにすることができますが、小さなお子さんの場合にはわざと噛んで頬の内側や唇に深い傷を負ってしまい、その後大きく腫れてしまうことがあります。

そのため、お子さんが麻酔を受けた場合には、麻酔が切れるまで親御さんがしっかりと見てあげるようにしてください。

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