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歯科コラム

味覚障害、口臭の原因にも?ドライマウスに気をつけて!

ドライマウスの人が最近増加傾向にあるようです。ドライマウスというのは、お口の中が乾いてしまう状態になっていることで「口腔乾燥症」とも呼ばれていますが、本来湿っているべき口の中が乾いてしまうことで、様々なトラブルや不具合を起こすことがあります。

あなたは大丈夫?ドライマウスの症状

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もし、次のような症状が複数ある場合、ドライマウスの可能性があります。

・口の中がネバネバする
・物が飲み込みにくくなってきた
・口臭が強い
・味を感じにくい、味覚がおかしい
・歯磨きをしているのに虫歯や歯周病にかかってしまう
・口内炎がよくできる
・口の中や舌がヒリヒリ、ピリピリ痛む

ドライマウスの原因はなに?

ドライマウスを引き起こす原因として考えられているものには、

・加齢
・薬の副作用
・ストレス
・タバコ
・アルコール
・糖尿病
・更年期障害
・全身疾患(シェーグレン症候群など)

などが挙げられます。

これに加え、最近では、若年者の間にもドライマウスが増えていると言われており、その原因として、スマホやタブレット、パソコンに依存したコミュニケーション、軟らかい食事中心のよく噛まない食生活による唾液腺の機能低下によるものが指摘されています。

ドライマウスの対策

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ドライマウスは、それ自体が病気ではありませんが、その状態を放置すると、お口にさまざまな悪影響を及ぼすため、まずは次のようなことを試してみられることをおすすめします。

◆生活習慣・食生活を見直す

簡単にできる方法としては、生活習慣・食生活の改善があります。具体的には、タバコやアルコールを極力控える、食事の際にはよく噛む、やわらかいものばかり食べず生野菜なども取り入れ、しっかりと噛むようにする、ストレスを溜めない、人とできるだけ会話をする、といったことをやってみましょう。また、常用している薬がある場合、それが唾液の分泌を抑える副作用がある場合には、担当医と相談して、唾液の分泌を抑制しないものに変えられるかどうか聞いてみるのも良いでしょう。

◆唾液腺を積極的に刺激する

唾液腺を刺激して唾液を出すというのも一つの方法です。まずはストレッチですが、大きく口を開けて「あ、い、う、え、お」とはっきりと発音するという方法があります。これによって唾液腺が刺激され、唾液が出てきます。毎日1分間でもやってみましょう。

唾液腺マッサージは、唾液線のある部分(耳の下、下顎の内側)を優しくマッサージするだけです。

もし、以上の対策を行っても改善が見られない場合には、何か隠れた病気がある場合もありますので、一度歯科で相談してみましょう。

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